ガストとサイゼ、「ファミレス衰退」での戦略の違い ちょい飲みに適応と、ファストカジュアルへの移行

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サイゼとガストの外観写真
ファミレス業界が頭打ちを迎えるなか、メニューを拡充するガストに対し、サイゼはメニューを絞り込むことに。真逆にも思える戦略から見えてくることとは?(筆者撮影)

ガストは「ちょい飲み」の聖地になるかもしれない。そんなことを思っている。

というのも、ガストは近年、小皿メニュー数を拡充し、同時にアルコールの価格を下げることで、「ちょい飲み」の需要増加を狙っているからだ。実際にガストを訪れながら、この戦略の背景を探っていきたい。

ガストに行ってみた

実際、ガストでの「ちょい飲み」、どんな感じなのだろうか。真相を探るべく、実際にガストへ足を踏み入れてみた。

訪れたのは都内某所のガスト。テーブルに案内され、さっそく置いてあるタブレットのメニューを見る。そこには「アルコール/小さなおかず」という項目があり、そこをタップするとズラリとお酒とおつまみが出てくる。

【画像9枚】いつの間にか「ちょい飲みの聖地」に? ガスト、店舗数縮小の中で「小皿メニュー」を拡充。商品例はこんな感じ!
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