「東大入試で10分寝て合格」の男が語る受験の本質 ルール内であれば常識破りでもやる価値はある

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受験会場
試験中に集中力を復活させる驚きの方法を伝授します(撮影:梅谷秀司)
受験が近づくにつれ、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決!受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第24回】

試験中に眠気に襲われたらどうするか

受験生が全員机にかじりつくようにして勉強を続ける直前期ですね。勉強の成果が出ることを祈るばかりですが、現実は頑張ったからといって受かるわけではありません。

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なぜなら頑張った成果を試験会場で発揮できないと意味がないからです。特に、本番で緊張してしまうとか、集中できないとか、そういった悩みを抱える受験生は意外に多いです。

筆者も100分を超えるテストになると、どうしても試験途中で眠気に襲われてしまうことがありました。眠気と戦いながら試験に向かい合っても、いい点数が取れるはずもありません。

試験中に集中が切れたらどうすればいいのか? 今回は、東大生が本当に使っていた「試験中の集中切れを回復させる裏技」についてお伝えします。

結論からいえば、集中切れから復帰する技は「10分の仮眠」です。実際、私は東京大学2次試験の数学のテスト中、短時間の仮眠をとって、自らの集中切れを回復させました。もちろんテストを捨てていたわけではなく、結果は65%くらいの得点でした。

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