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「東大入試で10分寝て合格」の男が語る受験の本質 ルール内であれば常識破りでもやる価値はある

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コツとしては、机に向かった状態で最大限自分がリラックスできる姿勢を探すこと、靴やベルトなど体を締め付けるようなものは緩めておくことなどがあげられます。試験会場へブランケットの持ち込みが認められている場合もあります。これを利用して、お気に入りの毛布を持ち込めば、よりリラックスして眠れるかもしれません。

またきっちり10分間の仮眠をとれたとしても、その直後に集中モードに入れなくてはやはり意味がありません。そのためにおすすめしたいのが、勉強前のルーティンづくりです。

ルーティンはスポーツ選手などが行うものが有名で、「いつも特定の動作を行う前にする動作」であり、これによって「いつもの自分」を強制的に引き出す目的があります。習慣化が重要なので、やり始めた直後は効果が感じられません。ただし1週間、1カ月、1年と積み重ねれば積み重ねるほどに、ルーティンの効用は上昇し、どんなに緊張すべきタイミングでも、家にいるときのリラックスした自分を呼び出すことが可能です。

手軽な動作にしておくのがおすすめ

どんな動作でもルーティンになりえますが、いつでも必要なら行えるような手軽な動作にしておくべきでしょう。

私の場合は、勉強を始める前に、必ず目を閉じて深呼吸を数回行うと決めていました。試験開始直後はもちろん、仮眠から復帰した直後にもルーティンを行って、勉強モードの自分を呼び出しました。かかる時間は10秒程度で、最高に集中した自分を呼び出せるので、大変重宝しました。

「試験中に眠ってはいけない」と考える人は大変多いですが、禁止されているわけではありません。どれほど常識破りの行動であっても、それが定められたルール内にあって合格に直結する行為ならば実行すべきです。

これまで考えもしなかった行動の先には、まだ見ぬ利益が眠っているかもしれません。ときには「これはありえない」とされている行動をあえて破ってみる胆力が、合格への道しるべになるのかもしれません。

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