受験が近づくにつれ、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決!受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第23回】
一発勝負で本番に臨む人は少ない
「受験期にこそ受験生の学力が伸びる」
これは学校や塾・予備校の先生が口をそろえて言います。つまり試験を受けている1〜2月のタイミングでも成績が上がるということです。実際、「12月の模試ではE判定だったけど2月の入試で逆転合格した」という人もいます。
なぜそういうことが起こるのか、そしてどうすれば直前期に成績を伸ばせるのか、ということについて解説したいと思います。
まず、どんな受験生でも1〜2月にはさまざまな試験を受けることになります。大学入試の場合は、1月には共通テストを受ける人が大半でしょう。また第1志望の入試だけでなく、第2志望、第3志望を受けることもあると思います。高校入試や中学入試であっても、第1志望で一発勝負という人は少ないはずです。
そうした中で、受験生が得られる学びが2つあります。
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