「仕事と恋愛」に共通する"結果を出す人"の原動力 成否を分けるのは「能力や体力の差」ではない

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特に人間関係をおろそかにしてはいけません。世界を代表するハーバード大学の成人発達研究も、「良い人間関係が私たちの幸福と健康を高める」という結論に達しています。

真の幸福感は「良い人間関係」があってこそ

仕事での成功やお金を手に入れても、良い人間関係が築けなければ、真の幸福感は得られにくいのです。

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これをさらに突き詰めていくと、「オン」だけでなく「オフ」でも結果を出してこそ、真の幸せは訪れるということ。「結果を出す」という考え方は、オン(仕事)だけでなく、オフ(プライベート)の場面でも非常に大切です。オフで結果を出すことは、自己成長や人生のバランスを保つために役に立ちます。

「趣味の世界で結果を出す」「ダイエットなど、健康面で結果を出す」「家族や友人との関係を深めて、人間関係の結果を出す」いずれも、オフで結果を出す一例です。

オンで結果を出すことは、もちろん大事。結果を出すというと真っ先にイメージされるのは、仕事ではないでしょうか。でも、結果を出さなければならないことは「オフ」にも存在することを忘れてはいけません。

オンで結果が出ているのに「何だか満たされないな」「幸せになっているはずなのに、何か違うぞ」と、もしなったら……。オフがどうなっているのか、1度立ち止まって考えるようにしてください。

井上 裕之 いのうえ歯科医院理事長

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いのうえ ひろゆき / Hiroyuki Inoue

1963年北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了後、世界レベルの技術を学ぶためニューヨーク大学、ペンシルベニア大学、イエテボリ大学で研鑽を積み、医療法人社団いのうえ歯科医院を開業。理事長を務めながら、東京医科歯科大学、東京歯科大学非常勤講師、インディアナ大学客員講師など国内外の7つの大学で役職を兼任。歯学博士、経営学博士でもあり、世界初のジョセフ・マーフィー・トラスト公認グランドマスター。本業のかたわら世界的な能力開発プログラム、経営プログラムを学び、独自の成功哲学「ライフコンパス」を編み出し、「価値ある生き方」を伝える著者として全国各地で講演を行う。著書は累計80冊で130万部を突破。

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