共通テストに「ベルばら」登場。ムーミン、シャニマス、バンプ…出題者が"漫画や歌詞"を出す本当の狙い

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漫画
共通テストに漫画『ベルサイユのばら』が登場し、SNSで話題となりました(画像:Elz/Elizacci / PIXTA)

SNSで大きな話題に

2026年1月17日と18日の両日にわたって、大学入学共通テストが全国で実施されました。毎年約50万人の受験生が挑むこの一大イベントで、毎年その問題が大きな話題になります。そして今年もまた、試験の内容がSNSを中心に話題となりました。

特に注目を集めたのが、「歴史総合 世界史探究」の試験問題です。そこには、1970年代に一世を風靡した池田理代子氏の名作漫画「ベルサイユのばら」のコマが使用されていたのです。

フランス革命前夜を舞台にしたこの作品が、世界史の問題の一部として使われたのです。これには、多くの受験生が驚いたことでしょう。

問題の内容は、主人公オスカルが女性でありながら男性として育てられたという人物設定をもとに、当時の女性の社会的地位や家父長制について考察させるというものでした。漫画のコマを資料として提示し、18世紀フランスの社会構造やジェンダーに関する歴史的理解を問う、現代的な視点を取り入れた出題だったと言えるでしょう。

こうしたポップカルチャーコンテンツが大学入試に登場することは、決して珍しい出来事ではありません。

過去の共通テストやその前身であるセンター試験でも、漫画やアニメ、ゲームキャラクターが問題文や資料として使われてきた事例が数多く存在するのです。

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