「共通テスト国語」東大生から"疑問噴出"の中身 これって国語の試験?新たに追加された第3問
2025年1月18日・19日に、大学入学共通テストが行われました。今回の共通テストは、新しい学習指導要領に対応した最初の試験であり、必修科目に「情報Ⅰ」が追加されたほか、地歴公民の再編、国語に大問が追加など、従来から大きな変更点がありました。
僕たちカルペ・ディエムでも、現役東大生や東大卒など10人以上がこの週末にオフィスに集まって今年の共通テストを解き、「この問題、面白い!」「この科目、今年はこんな問題を出したんだ!」と大いに盛り上がりました。
東大生を困惑させた国語の問題
基本的に、共通テストの問題はどれも良問で、東大生の知的好奇心が満たされるようなものが多いのですが、今年はとある科目の問題に関して、「これは共通テストの問題として、適切ではないのでは……」と多くの東大生の意見が一致する問題がありました。
それは、国語の問題の第3問です。従来は出題されていなかった、新傾向の問題でした。今回はこの問題について、みなさんに共有したいと思います。
まず、今回の新傾向問題は、1つのテーマについて、複数の資料をもとに考察するというものでした。評論文や小説の問題とは異なり、グラフや表などを見て、それを用いて問題を解いていく、というものです。
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