
牧歌的にも感じる1980年代の渋谷
渋谷駅前のスクランブル交差点は、昼も夜もスマホで写真や動画を撮る外国人観光客だらけ。特に夜は交差点一帯がライブ会場のような盛り上がりを見せていて、以前からの渋谷を知る身としては驚くばかりだ。

交差点を取り囲むいくつもの巨大なスクリーンヴィジョンには、次々に映し出される映像や広告。空を見上げると、街のあちこちに超高層ビルがそびえている。
一方で、1980年代後半のスクランブル交差点はといえば、西武百貨店や東急のファッションビル“109”、渋谷駅前ビル、フルーツパーラーの西村など、40年以上を経た今も健在であるビルが多く立ち並んでいるが、現在と比較するとなんだか牧歌的な風景にも感じられる。

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