

一方で東急は、1989年に東急本店に隣接する場所に音楽ホールや劇場、美術館、映画館などを擁する複合文化施設『Bunkamura』をオープン。これは、セゾン以前から、沿線や本拠地渋谷で文化事業を手掛けていた東急が面目躍如をかけたプロジェクトだった。
覇権争いが生んだ“好循環”
このように、1970年代から90年代の渋谷の街では、東急vs.西武の対決構図が常に街を盛り上げることになり、それは渋谷の街全体を巻き込むような形で展開していった。
結果的に消費者側もそれをおもしろがり、渋谷に人が集まるという好循環につながり、渋谷は東京の繁華街として徐々にその地位を向上させていった。
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