「風呂に沈められ…」ルフィ事件犯人の壮絶半生 子ども時代は虐待され、その後は人間関係に苦悩
実は、公判前まで、加藤被告には「(狛江事件の)被害者には触っていない」と供述していたが、証言を変更したのだ。その理由についてこう述べた。
「自分は、被害者をバールで殴ったわけではないので、他の共犯者と一緒にされなくなかったから。弁護人にも言えなかったのは、ウソをついていた手前、言えずにいた。正直に話すことが、被害者への償いの一歩になると思った」
地下には、持ち込んだバールがあった。このあと共犯者が被害者をバールで殴るのだが、加藤被告人はそこまでは見ていないという。いったん撤収をするが、永田被告人は「再突入」を考えた。
しかし、加藤被告人が共犯者とともに「通行人がいる」などとウソを言ったために、中止となった。逃走中、被害者が死亡したニュースを知った。「僕が知らないところでこんなことになってしまった」と思ったという。
新たな実行役は簡単には見つからなかった
狛江事件後、永田被告人が「今日がダメだったから、明日も行くよな」などと話して、翌日に自分たちで案件の募集をX(旧Twitter)で投稿した。しかし、新たな実行役は簡単には見つからない。
そのため、永田被告人と加藤被告人、もう1人の共犯者と3人で実行した。このとき、宅配業者役だった加藤被告人は怖くなっていたため、インターフォンを押せなかった。