「風呂に沈められ…」ルフィ事件犯人の壮絶半生 子ども時代は虐待され、その後は人間関係に苦悩
そして「水曜日ババア案件」というグループトークが作られた。断れなかった加藤被告人は「地下の通路の段取りはできましたか?」「本当に現金があるんですか?」「カメラはつけるんですか?」などのメッセージを送った。
このことについて、加藤被告人は「このときは、共犯者の1人と一緒にいて、2人で話したことを確認するために送信しただけだ」と述べている。
被害者を地下に運ぶ役割を果たしていた
狛江事件前日、永田被告人とホテルに泊まり、当日は一緒に共犯者2人が待つ集合場所に行った。
加藤被告人は、結束バンドを手首に巻く事前準備について、共犯者たちにレクチャー。侵入の段取りは、現場リーダーの永田被告人が説明した。
その後、狛江市の住宅で、他の2人が玄関で女性を制圧すると、加藤被告人が住居に入り、金品を物色。途中で女性を制圧する役割をした。
このとき「お金があるのはわかっている。どこや」と聞き、その後、女性を蹴ったりした。女性は「なんでこんなことするの?」と言ったという。
そして、女性を2人で地下に運んだ。その際、加藤被告人は足首を持っていた。被害者弁護人から「重かったのか?」と聞かれて、加藤被告人は「軽かった」と答えた。