SAPIXが考える子どもの「算数スランプ」克服法 猛特訓は逆効果、「算数」と「受験算数」の違いは
タイムリミットを意識するかしないか
保護者の中には、子どもが算数のテストを全然解けず、終了時間が迫ってあせる感覚から「算数が苦手」という意識を持っている人も少なくないかもしれません。
しかし、それは算数のごく一面しかとらえていないので、もったいないことだともいえます。
ここで重要なことは、「算数」と「受験算数」の違いを理解することです。これらは同じ算数でも考え方が異なります。
算数の問題の解答を導きだすには、いろいろなアプローチが許されています。元来、「こんな方法があるかな?」「これも試してみようかな?」とトライアンドエラーをする教科が算数です。
だから、解法が見つかるまで2時間でも3時間でも考える子は歓迎されるべきです。


















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