「モヤモヤした思い」を言語化できる人の共通点 言語化するのにセンスや才能は関係ない

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会話をする2人の会社員
なぜ、多くの人が、言語化に苦手意識を持っているのでしょうか?(写真:Lukas/PIXTA)
「頭のなかのモヤモヤした思いや意見を一瞬で言葉にできるようになりたい」と願っている人も多いことでしょう。本稿は、世界三大広告賞など受賞歴のあるコピーライター・荒木俊哉氏の著書『こうやって頭のなかを言語化する。』から一部抜粋・再構成のうえ、言語化力を身につけるのに必要な力について解説します。

言いたいことはあるのに、言葉が出てこない瞬間

あなたには、こんな経験がありませんか?

面接で頭が真っ白になって、完全にフリーズしてしまったこと。夜、ふとんに入った瞬間にその場面を思い出して、なかなか寝つけなかったこと。

会議で急に質問が飛んできて、あせって、考えがまとまらないまま話しはじめてしまったこと。途中から自分でもなにを言っているのかわからなくなり、どうでもいい話をダラダラとしてしまったこと。

パートナーと喧嘩になったとき、自分の気持ちをうまく言葉にできなくて、無言になってしまったこと。「都合が悪くなると、いつも黙るよね」と言われて、さらに落ちこんでしまったこと。

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