キャラメル、チョコレート、ストロベリー味などのシリアル(コーンフレーク)です。値段は25バーツから350バーツ程度。いくつかのメーカーから発売されていますが、人気のものはネットでしか買えないそうです。多くの若者がシリアルをかばんに入れて持ち歩いているとのことでした。
観葉植物を模して作ったアイスクリーム。菓子で飾り付けられており、芋虫型のゼリーが仕込まれているものも。茶色い土の部分はチョコレートケーキでできています。値段は59〜99バーツほどで、大学周辺のカフェなどで食べられます。かわいいものを好み、インスタグラムが大好きなタイの若者にうまくはまりました。インスタグラムにアップされた写真によって拡散されたとのこと。なお、メジャーなチェーン店はまだ参入していない模様です。
タイのトレンドアイテム(2)美容、ファッション
夏のタイは日差しが強く、日焼け止め対策はタイ人の大きな関心事。美白信仰が非常に強いお国柄なので、ある商品に効果があると聞けば、皆がこぞって試す傾向にあります。これはコーヒーの成分が入ったせっけんで、ひとつ20〜50バーツ。ハーブを練り込んだものや、せっけん自体を自作できるものもあります。日本に比べて固形せっけんを使う習慣がまだまだ残っているタイならではのヒット商品ですね。
クリーム状の香水。ひとつ20〜200バーツと安いので何種類もそろ えてTPOで使い分けられます。液体香水のように瓶が割れず、小さくて軽いので、旅行時などの携帯に便利。肌の保湿効果もあり、キャビンアテンダントの間でヒットしているそうです。香りの持続時間は、室内で7〜8時間、猛暑の屋外では3〜5時間程度。値段は20〜200バーツです。酷暑のタイでは汗による体臭を気にする人が多いので、香水は全体に売れ行きがよく、昔からあった固形の練り香水を若者向けにポップにしたものという位置づけ。
日本の一心堂本舗が発売しているフェイスパック。トラ、パンダ、ワニ、アザラシなど動物の模様がついています。芸能人が使っているのを若者がまねして使い始め、広まりました。以降、タイの業者が日本から輸入して販売するされるようになったほか、友達同士が共同で大量仕入れをするケースもあるそうです。