博報堂ブランドデザイン若者研究所は、タイのバンコクに住む10代後半から20代前半の若者たちが10名程度を現場研究員(パネル)として組織化しています。若者研ではトレンド感度の高い彼らと日々タイのトレンド研究を行ったり、タイに進出する企業の商品開発やマーケティング業務を行っています。
今回は彼らが日々収集してくれているバンコクのトレンドをご紹介したいと思います。
日本の現場研究員である早稲田大学の小林季生君がタイに同行。彼らバネルの若者たちのディスカッションに参加する形で、現地のトレンドを探ってきました。
意外に思われるかもしれませんが、タイには日本でも取り入れられそうな若者らしいトレンドが散見されます。数カ月後に日本ではやるかもしれないトレンドの数々をチェックしてみてください。
タイのトレンドアイテム(1)ガジェット、食品
アップル製品の充電コードは折れて断線することが多いですが、それを防ぐための商品がこれ。タイの若者はアップルユーザーが多く、しかも30〜60バーツ(1バーツ=3.7円)程度と安いのでヒットしています。機能性はもちろんのこと、皆と同じになりがちなコードを自分らしくデコるという意味合いも。断線対策とは関係なく、ビーズを利用してイヤホンコードや充電コードをカスタムするのも高校生などの間で流行っているそうです。