お誘いの伝え方で損している人がやりがちなこと 相手が返事に困ってしまうようではアウト

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
提案 お誘い
相手の感情を動かし、お誘いにつなげるためには、どのような工夫が必要なのでしょうか(写真:EKAKI/PIXTA)
職場でもプライベートでも日夜発生している「お誘い」。その際、相手が返事に困らないように伝えるにはどうすればいいでしょうか。「仕事さがしはIndeed」キャンペーンなどを手がけた、元電通コピーライター・藤田卓也氏の著書『伝え方で損する人 得する人』から一部抜粋・再構成のうえ、お届けします。

誘うのではなく「提案」する

大切な相手や、お世話になった方、新しくチームに加わってくれたメンバーなどを、距離を縮めるために食事などへ誘う場面を考えてみましょう。照れくさい方や、断られることを想像してためらってしまう方に役立つ伝え方を集めました。

まず大切なのは、相手が返事に困らない伝え方をすることです。「○月○日、空いてます?」といきなり予定を聞いてしまうと、何が始まるのか相手は想像もつかないので、空いていても素直に返事をしにくいでしょう。距離を縮めたいはずが、警戒されてしまうことにもなりかねません。

「行ってみたいお店があるから」と行きたい場所を提案してみる。「日頃のお礼をしたいから」と意図を伝える。「最近SNSで話題だから気になってて」と理由を添える。「夏の球場で飲むビールが最高で」と好きなポイントを紹介する。

ただ誘うだけだと直接的ですので、提案に変えてしまいましょう。直接的に誘うと、Yes/Noで答えられてしまい、もし断られたときにはダメージがデカくなってしまいます。提案であれば、断られても違う提案をできるチャンスが残りますから。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事