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最盛期から半減「やきとり大吉」"反転攻勢"の秘策 課題は店主の高齢化、「白い大吉」で若返りを図る

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ロゴも刷新し、看板に隙間なく筆文字で入った従来のものではなく、軽めの筆文字で隙間も作った。「大吉」というロゴが「重たい感じがする」という声がアンケートにあったからだ。

新・赤大吉として、2024年8月にオープンした平和台店。店内が外からも見えるようになっている(写真:ダイキチシステム提供)

新・赤大吉の売り上げは非常に好調で、今後赤い大吉を造る際には、このタイプになる予定とのこと。従来の店の店主に、改装を促す役割も担っていくという。

経営の教科書・大吉でも直面する高い壁

取材前、筆者は近所の大吉に家族で足を運んだ。そこには、おそらく約40年前と変わらぬ店主と顧客の語らいがあり、焼台から上がる香ばしい煙と共に、この業態の本質を物語っていた。

大吉が今直面する課題と挑戦は、日本の外食産業全体が抱える問題の縮図とも言えるだろう。生業主義の強みを活かしながら、店主の若返りや新業態の開発に注力し、鳥貴族と融合して新たな一歩を踏み出す。そんな大吉の多面的な戦略は、難問を打破する新たな可能性を示していくに違いない。

前編はこちら:鳥貴族が買収「謎の焼鳥チェーン」人情派な儲け方 赤と黒の看板の「やきとり大吉」は"経営の教科書"だ

筆者が訪れたやきとり大吉。閑静な住宅街に、赤い看板と電飾が際立っていた(写真:筆者撮影)

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