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キャリア・教育 #近視は病気です

子どもの近視抑制対策は思うほど難しくない

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  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
  • ボーク 重子 ICF会員ライフコーチ/Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表
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ボーク:そうですね、それも大人自身が楽しみながらやるというところがポイントです。大人の楽しげなようすが子どもの興味を引き出します。またワクワクした気持ちが子どもに伝染して「やってみたい」と思わせます。

窪田:なるほど。例えば今回の事例ですと、まずは大人が外で楽しく過ごすようすを見せることが第一歩となるのでしょうか。

ボーク:おっしゃるとおりです。台湾の成功事例を聞いていると、必ずしも子どもが「外で遊んでいる」状態でなくともいいわけですよね。屋外にて太陽光を浴びている時間を1日2時間程度確保することが大事だと理解しました。

窪田:そうです。しかもまとめて2時間でなくてよく、15分程度の屋外の時間を積み重ねればよいのです。

ボーク:でしたら、まずは親子で外へ行く機会を増やすことにフォーカスしてもいいかもしれませんね。「子どもを外でいかに遊ばせるか」という大人側の考えの枠を外す。そして、親が屋外で楽しく過ごす姿を子どもに見せるというモデリングを実践するのも一つの方法かと思いますが、いかがでしょうか?

窪田:確かに、外に出ることに対して目的や目標を持ちすぎると、子どもを連れだす親がしんどくなってしまいますね。親が「外に出るのが楽しいから」「リフレッシュできるから」くらいの気軽さが必要なのかもしれませんね。

ボーク:そうですね。私たちも子どもの頃は、「外遊びをしなさい」と言われたから外に遊びにいっていたのではなく、ただ楽しいから外に飛び出して行ったのだと思います。

外遊びの概念を変えると親も子も気が楽に

ボーク:「外遊び」という言葉の捉え方も変えた方がいいかもしれません。外で遊ぶことは別に公園に行かなくても遊具がなくてもできます。

窪田:私も、小学校の行き帰りの合間、通学路で友だちとおしゃべりしながら小石を蹴ったり、いろんなことをした楽しい思い出があります。家から学校までの往復も、立派な屋外の外遊び時間といえますね。

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【町を歩くのも「発見」であり「遊び」】

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