不動産の価値指標が変わる
日本が長期にわたる本格的な人口減少局面に突入するのは誰しもご存じかと思います。
とはいえ、こうした人口減少局面では、全国一律に、まんべんなく人口(需要)が減り、平均的に不動産価格が下がるわけではありません。現実には次のように大きく三極分化します。
2. 徐々に減少していくところ
3. 無人化するところ
1の「人が集まるところ」は人口減少といったメガトレンドをものともせず、今後も価格維持ないしは上昇を続けます。2の「徐々に減少していくところ」は年率2〜4パーセントの下落を継続。仮に4パーセントの下落を15年続けるとおよそ半値となります。
3の「無人化するところ」は文字通り価値ゼロどころか「お金を払っても引き取り手がない」といった状況となり、すでにスタートしているこの三極化が、人口減少ピークの2070年に向けてますますコントラストを強めていくといった状況となるでしょう。


















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