新たな仕事のニーズ
金融リセットが起こり、同時にAIやロボットなどテクノロジーの進展により多くの人が従来型の「お金を稼ぐための労働」から解放され、「ベーシックインカム」といった制度がスタートしても、「仕事」がゼロになるわけではないでしょう。
残る仕事。それは言うまでもなく、AIやロボットなどテクノロジーには代替できない仕事です。
たとえば不動産業界の未来。
不動産を買いたいと思い立ってオンラインで不動産屋さんに問い合わせると、優秀なAIがあなたにふさわしい物件を即座に紹介してくれるのはもちろん、資金計画や、そもそも「持ち家か賃貸か」とか「どこに住むのがいいのか」といったことまで、あなたにカスタマイズした回答をしてくれます。
物件見学の際には現地のスマートキーを開けて内見。気に入って借りたい・買いたいとなればオンラインで申し込み。契約合意に至れば契約書などのやり取りはオンラインでペーパーレスは当たり前。引き渡し後は鍵が郵送されてくるかスマートキーをセッティングしてもらえば取引完了です。
不動産屋さんはこれまでひとつの契約を行う際に、役所や水道局、法務局などの官公庁を1〜2日かけて回り、さらに数時間かけて契約関係書類を作成する必要がありましたが、こうした情報が一元化されデータ化されれば、ボタンをクリックするだけで瞬時に完了します。
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