それでも「子連れ出勤」を薦める理由

実践するのは決して簡単ではないけれど・・・

ソウ・エクスペリエンスにとって、子どもがオフィスにいるのは日常の光景だ。子どもが動き回れる土足禁止エリアを作ったが、たいしたコストはかかっていない

入り口を入ると、小さな男の子を抱っこしながらデスクに向かう男性社員の姿が目に飛び込んできた。さらに奥に進むと、カラフルなおもちゃやビニールプールがある一角で別の子どもたちが遊んでいる。ここは、体験型のカタログギフトの企画・販売を手がけるソウ・エクスペリエンス(Sow Experience)のオフィス。彼らは、子連れ出勤をするスタッフが連れてきた子どもたちだ。

自分たちのノウハウや課題などを正直に話す説明会が好評で、毎回関心を持つ企業を中心に多数の参加者を集めている

同社はフルタイム、パートタイムにかかわらずスタッフの子連れ出勤を認めており、このような「オフィスに子どもがいる風景」が日常になっている。この4月には「『子連れ出勤』100社プロジェクト」を開始し、「『子連れ出勤』制度を導入する会社を全国100社に拡大する」という目標を掲げている。毎月実施している「オフィス見学会」は大盛況で、これまでに30社ほどからコンタクトがあったそうだ。

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。