子連れ記者、「子連れ出勤」を実体験してみた

抱っこで接客、授乳しながらデスクワークも

生後3カ月の子どもと共に東京・青山のモーハウス直営店を訪ねた。来客が絶えることがない小さな店だ

朝、保育園に預ける際の子どもの泣き顔、発熱を知らせる呼び出しの電話、お迎え時間をにらみながらの仕事……。産休後に職場復帰した女性の多くが、一度は「いっそのこと子どもと一緒に出勤できたら」と思ったことがあるのではないだろうか。わが子と離れずに働ける、そんな「子連れワークスタイル」を実践している会社があると聞き、生後3カ月の二男を伴って出掛けた。

授乳しながらインタビューが始まった

子どもをスリングで抱きながら接客する青山ショップの海老澤さん。スリングの中で授乳していても外からはまったく見えない

「モーハウス」は、いつでもどこでも授乳しやすいようにデザインされた「授乳服」のメーカー。創業は1997年。茨城県つくば市に本社があり、東京青山とつくばに直営ショップがある。

この日訪れた青山店では、女性スタッフがスリングで自分の子を抱きながら接客していた。時にはハイハイするわが子の姿を眺めたり、ぐずればスリングの中で授乳したり、奥のバックヤードで昼寝させたり。来店客の多くも赤ちゃん連れなので、あちこちで泣き声や笑い声が起こる。「男の子?女の子?」「何カ月ですか」などの会話が始まり、誰がスタッフで誰が来店客なのかもわからない。

次ページ赤ちゃんを抱きながらきちんとした接客ができる?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • インフレが日本を救う
  • コロナショック、企業の針路
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。