お金がなくても「運動で幸せになれる」研究結果 運動するグループと運動しないグループで調査

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(写真:zak/PIXTA)
「運気」と聞くと、非科学的なもの、エセ科学、スピリチュアル系、うさんくさいなどというイメージがあるかもしれません。しかし、運気が上がっているかどうかは、次の2つに落ち着きます。
1:出来事をどう解釈するか
2:出来事が起こる確率
それぞれ、心理学や脳科学、統計学の話がかかわってくるので、「運気」というテーマは、きっちりと学術的・科学的研究の対象となるのです。『世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法』を上梓した明治大学教授の堀田秀吾氏が、科学的に運気を上げるコツを紹介します。

自然に触れると安心感と幸福感が得られる

旧石器時代と、紛争地域などを除いた先進国の現代人とは、ただ生きるうえでの危険度が段違いでした。

おとぎ話の『三匹の子豚』ではありませんが、人を噛み殺せるような動物が近所を徘徊していても、鉄筋コンクリート造の家屋の中で戸締まりをしっかりしておけば、外壁が傷つくくらいはあっても、基本的に命の危険はありません。

つまり、進化が文明の発展に追いついていない脳にとっては、現代的な生活空間でしか得られない安全、安心感もあると考えられます。

ただ、現代建築が、明らかな異物であることは間違いないので、昔からある自然に触れると、都会に働きに出た人が帰郷してリラックスするかのような、ほっとする安心感、幸福感が得られるわけです。

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