「できるリーダー」とそうでもない人の決定的な差 才能だけではなく学習や経験で身につけられる

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(写真:8x10/PIXTA)
若いうちからチームを率いて、間違いなく結果や利益を出してくれるような即戦力の人材の需要が高くなっています。しかし一方で、国際的にも「日本人はリーダーシップが弱い」と言われている現実があります。このような状態となっているのは、なぜなのでしょうか。
その原因の1つは、リーダーとなるための教育を受ける機会がなかったためです。実は欧米では学生のうちからリーダーシップを養うための教育が行われており、知識や実践の機会もそこで得ることができます。つまり、知識を習得し、身につける努力をしていけば、誰でも「できるリーダー」になれる可能性があります。
さらに優れたリーダーになるために大切なことがもう1つあります。それは、「自分に合ったリーダーシップスタイル」を身につけること。自分に合った方向性のリーダーを目指すことで、より能力が高い真のリーダーとなることができるのです。書籍『13歳からのリーダーの教科書』から一部抜粋してお届けします。

リーダーには才能が必要?

(イラスト:アライヨウコ)

「自分はリーダーに向いていないのかな」と思ったことはありませんか?リーダーは“生まれつきのもの”でしょうか? それとも“育てられるもの”でしょうか?

そんな疑問に対して、世界や日本の多くの研究や実例から、リーダーシップは才能だけでなく、学習や経験といった努力などによって高められる能力であることが示されています。

リーダーをイメージするとき、人々はしばしば「カリスマ」と呼ばれる有名人や歴史上の偉人たちを想像します。確かに、彼らはもともと特別な魅力や影響力を持っていたかもしれませんが、それだけではできるリーダーにはなれません。多くの場合、リーダーは人生のいろいろな経験などからスキルや知識を身につけ、リーダーシップを高めています。

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