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「できるリーダー」とそうでもない人の決定的な差 才能だけではなく学習や経験で身につけられる

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  • 安部 哲也 立教大学大学院ビジネススクール(MBA)客員教授・EQパートナーズ代表
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社会人になってからも経験と努力によってリーダーシップを高めていくことができます。例えば、マイクロソフトの経営者のサティア・ナデラさんは、入社してから経営者になるまでにいろいろな仕事とポジションを経験し、リーダーシップを身につけていきました。

ナデラさんは自身の経験から「常に学習し続けること、人々を理解し尊重すること、そして大きなビジョンを持つことが重要である」というリーダーシップの考え方を語っています。

もしナデラさんが、このような経験や、学習をする機会がないままマイクロソフトに入社して、さまざまな経験や努力なくすぐに経営者になっていたら、たぶん今のようにはうまくいかなかったのではないかと思います。

できるリーダーは2つの行動をとる!

(イラスト:アライヨウコ)

リーダーがとる行動(リーダーシップ行動)にはどのようなものがあるのでしょうか? それは大きく課題達成に関するものと、組織・人間関係に関するものに分けられます。

課題達成に関するものとしては、チームの目的・目標をつくりチーム全員で共有することや、それを実現する具体的な方法を考え、実践すること、問題が起こったときに解決することなどが含まれます。 組織・人間関係に関するものは、人の相談にのる、人をはげます、育成する、チームワークを保つなどです。

この2つを指標とするのが「PM理論」です。PM理論とは、リーダーシップ行動をP軸(P:Performance(パフォーマンス)軸)とM軸(M:Maintenance(メンテナンス)軸)で分け、4つに分類したものです。

P軸は課題や目的・目標を達成するための行動、M軸は人間関係を維持するための行動の指標です。これにより分類された4つのタイプは下記の通りです。

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