メンバーの活躍に「昇進」で報いる
私は以前、何に対しても文句ばかりを言い、組織のマネジメントにもあまり熱心ではなく、指示もめちゃくちゃなリーダーのチームで仕事をしていたことがあります。
正直にいうと、一緒に働いていて、あまり気持ちのいい人ではなく、リーダーとしても尊敬できるタイプではありませんでした。しかしあるとき、ふと気づいたのです。このリーダーは 「メンバーを昇進させている」という事実に。
多くの組織では、一定の範囲内で昇進の枠があります。
例えば、部にA~Eまで5つの課があり、その部には5人の昇進枠があるとイメージしてみてください。
この場合、5人の昇進枠はそれぞれの課で1人ずつではありません。例えば、Aの課長が自分のチームのメンバーの活躍をアピールして、A課だけで2人とか3人の昇進枠を取っていく、ということも十分起こり得ます。


















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