「大谷翔平」にたとえて日銀の政策変更を説明する 「日銀=大谷翔平の熱狂的ファン」でYCCを解説
日銀YCC廃止を「大谷翔平選手」でたとえてみると
3月19日、日銀は17年ぶりの利上げに踏み切った。マイナス金利を撤廃し、短期金利の誘導目標を0%から0.1%にした。そして、長期金利を抑え込んでいたYCC(イールドカーブ・コントロール)と呼ばれる金融政策を終了する。
住宅ローンなど、多くの人にとって影響を与える金利。17年ぶりの政策転換で何が起きるのか不安になっている人も多いことだろう。
そもそもYCC(イールドカーブ・コントロール) とは何なのか。金融機関で働いている人でも理解できている人は一握り。この単語を聞いたことすらない人もほとんどだ。
ところで、連日メディアを賑わしている大谷翔平選手の「カーブのコントロール」はすごいらしい。カーブの最大落差は193センチあるそうだ。
今回は、その大谷翔平選手の移籍を例にして、YCCの終了がもたらす生活への影響について説明しようと思う(信じられないことに、筆者は「話題の大谷翔平選手の話を織り込んで説明してくださいよ」と担当編集者に無茶な依頼をされた)。


















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