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そもそも「金利」は誰がどうやって決めているのか 預金金利に住宅ローン金利、プライムレートは

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政策金利から市場金利、身近な金利まで。メカニズムを解説する。

ノートパソコンと書籍で金利の勉強をする男性のイラスト
金利にも政策金利からローンの金利までさまざまだ(イラスト:髙栁浩太郎)

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日本銀行が17年ぶりに利上げを実施。「金利のある世界」が復活した。本特集では、金利上昇がもたらす企業や経済、生活への影響を分析。金利に関する“キホンのキ”も詳細に解説している。

一口に「金利」といってもさまざまだ。身近な金利でいえば、預金金利や住宅ローン金利、あるいは銀行貸し出しの基準となるプライムレートなどである。

これらは基本的に金融機関が水準を決めて、利用者がそれを受け入れることで成立する。ただし金融機関は、勝手気ままにその水準を決めるわけではない。基準となる金利があって、それが「市場金利」といわれるものだ。

市場金利とは、金融市場で金融機関や投資家などがお金の貸し借りを行っていく中で、自然と形成される金利である。

金利は“お金の値段”、需給で水準が決まる

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