なぜ金利と債券の価格は反対に動くのか。最終利回りの計算方法も。
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金利が上がると、債券の価格は下がる。この理屈はわかるだろうか(写真:Sakosshu Taro / PIXTA)
日本銀行が17年ぶりに利上げを実施。「金利のある世界」が復活した。本特集では、金利上昇がもたらす企業や経済、生活への影響を分析。金利に関する“キホンのキ”も詳細に解説している。
ここでは、「金利」と「債券の価格」について、できるだけ平易に解説してみたい。
なぜ「金利が上がる」と、「債券の価格が下がる」のか──。
金利を知るには、債券の基礎知識が絶対的に必要である。初心者が債券を学ぶとき、入り口で必ずと言っていいほどつまずくのが、金利と価格の関係だ。金利が上がれば債券の価格は下がり、金利が下がれば価格は上がる。
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一見、矛盾するこの問いに対して、本稿ではできるだけ簡潔に解き明かしてみたい。
国債、社債、外債・・・債券とはそもそも何か
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