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「脱マイナス金利」 いま知りたい国債・金利の基本 『日本国債入門』を書いた経済学者が解説

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そもそも国債とは何か。

日本銀行の看板
(写真:enterFrame/PIXTA)

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新NISAが始まり、日経平均株価は4万円時代へ。マイナス金利も解除され、経済や投資の環境は一変した。
『週刊東洋経済』4月6日号の特集は「株価4万円時代の『お金』超入門」だ。その道のプロ達を伴走者に、今こそ「お金」について考えよう。

「国の借金がこんなに増えて大変」と、国債は財政の話でよく出てくるが、実はお金や投資を知るうえで欠くことのできない存在だ。著書『日本国債入門』が好評の服部孝洋・東京大学特任准教授に教えてもらった。

 

Q1 国債って何? 国債の金利がなぜ注目されるの?

国債は、国がお金を借りるために発行する債券だ。銀行からお金を借りることと債券発行とで何が違うかといえば、債券は転売ができる。メルカリのような中古市場が存在するため、その時々の値段(=時価)がつく点が特徴だ。

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債券を持っていて毎年得られる金額(金利)は決まっていて、契約期間の最後(=満期)には元金が返ってくる。

一方、株式を持っていて得られる配当は企業の業績次第で上下する。株式会社が倒産したら株式は無価値になるが、債券の保有者は、財産が残っていれば、優先的に返済を受ける。株式より債券のほうがリスクは低いのだ。

投資の際、リスクがあると知れば、それに応じたリターンを求めるのが自然だ。例えば私が会社を設立して資金を調達したいとする。読者がお金の出し手になるとしたら、私の会社が発行した株式はリスクが高いのだから、それ相応の配当がなければ株式を買いたくないだろう。逆に債券であれば、配当よりリターンが低くても受け入れやすいはずだ。

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