有料会員限定

投資のプロがアドバイス 「100年時代」の資産運用 勧められないこと、手を出してはいけない商品も

✎ 1〜 ✎ 12 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 最新
拡大
縮小

老後資金の枯渇に備えるには何歳から資産運用を始めるべきか。

日経平均を表示するボードとスーツ姿の男性
(撮影:梅谷秀司)

特集「株価4万円時代の「お金」超入門」の他の記事を読む

新NISAが始まり、日経平均株価は4万円時代へ。マイナス金利も解除され、経済や投資の環境は一変した。
『週刊東洋経済』4月6日号の特集は「株価4万円時代の『お金』超入門」だ。その道のプロ達を伴走者に、今こそ「お金」について考えよう。
『週刊東洋経済 2024年4/6号[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

「人生100年時代」である。年金制度や雇用への不安にインフレが重なったためか、株式投資を始める人が増えた。新NISA(少額投資非課税制度)開始や、日経平均株価の上昇に背中を押された人は多いだろう。

現役世代が気にしておきたいのは、現時点で目標としている資産額はいずれ足りなくなることだ。

興味深いデータがある。

「家計の金融行動に関する世論調査」(2023年)によれば、全国2人以上世帯に金融資産の目標残高を尋ねたところ、20代から50代までの各年代で最多だったのは「1000万〜1500万円未満」だった。ところが60代は「2000万〜3000万円未満」「3000万〜5000万円未満」が多い。

リタイア前後で気づくことに

退職金や相続でまとまったお金が入る60代世帯は多いが、今まで欲しいと思っていた資産額では満足できないことに、少なからぬ割合の人が60代のリタイア前後で気づくことになる。

資産運用は早くから始めるのがいい。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
株価4万円時代の「お金」超入門
カリスマに学ぶ株価4万円時代の「お金」超入門
ジム・ロジャーズ、清原達郎、パックン、出口治明…
ウォーレン・バフェット氏らと並ぶ世界3大投資家
経済教養小説『きみのお金は誰のため』著者
母子家庭で育ちハーバード進学、投資歴30年
ウクライナ、ロシア、ガザ、中国、アメリカ…
まずは給与明細を準備して3項目を確認しよう
『日本国債入門』を書いた経済学者が解説
ボストン・コンサルティング出身の高松氏が図解
「NISA」「配当利回り」「ノー・フリーランチ」…
フリマアプリの「メルカリ」もラテン語由来
「資本主義改革」本で注目の清水大吾氏が解説
年初からの株価騰落率トップ10&ワースト10
勧められないこと、手を出してはいけない商品も
非課税枠は再利用できる? 配当金に課税?
エクイティースプレッド、VUCA、レジリエンス…
代表的なESG型ETFと大型株の値動きを比べると…
「前の時代の成功者が新時代に最も適合できない」
普通の銀行と何が違う? なぜ金利を上げる?
マイクロソフト、アップル、アマゾン、グーグル、メタ
オープンAI、アンスロピック、メタ、ソフトバンク…
『世界は経営でできている』の岩尾俊兵氏が解説
アメリカ予算編成に携わった中林美恵子氏が分析
明海大学・小谷哲男教授が貿易戦争の行方を解説
ウェーバー、渋沢栄一、ハラリ、ドラッカー…
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内