カリスマに学ぶ株価4万円時代の「お金」超入門 ジム・ロジャーズ、清原達郎、パックン、出口治明…

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プロやカリスマたちによる「誌上講義」をお届けする

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新NISAが始まり、日経平均株価は4万円時代へ。マイナス金利も解除され、経済や投資の環境は一変した。
『週刊東洋経済』4月6日号の特集は「株価4万円時代の『お金』超入門」だ。その道のプロ達を伴走者に、今こそ「お金」について考えよう。

【配信スケジュール】3月10日(日)
<無料>
元長者番付1位「清原達郎氏」今の相場で勝つ方法
3月31日(日)    
ジム・ロジャーズが語る「お金が集まる人」の特徴
4月1日(月)    
<無料>
厚切りジェイソン流 シンプルな“お金の増やし方”    
<24時間無料>元ゴールドマン田内氏に聞く現代版「お金の哲学」    
<24時間無料>パックン「僕が成功した投資の5カ条を教えよう」    
<24時間無料>『13歳からの地政学』著者が語る投資の決め手    
出口治明が教える「お金を増やす」ための大原則
4月2日(火)  
「脱マイナス金利」 いま知りたい国債・金利の基本
“お金だけじゃない” 投資に役立つコンサル思考
投資初心者&中級者が知るべき金融・株式用語47
給料、配当… お金と経済はラテン語でできている
投資ビギナーが“資本主義を使いこなす”ヒント
4月3日(水)    
34年ぶり最高値 「日経平均4万円」はバブルなのか
投資のプロがアドバイス 「100年時代」の資産運用
今さら聞けない… 「新NISA」の活用法&注意点
グローバル企業に投資するための必須キーワード
トランプ再選で逆風? ESG投資はもうかるのか
4月4日(木)    
人口減少社会を“幸福”に生きるためのポイント
ゼロから理解「日銀の金融政策は何をしているか」
ビッグテック「GAFAM」の5社で勝ち残るのは?
ChatGPT登場で火花 「AI産業の最新業界地図」
4月5日(金)    
<24時間無料>
“名ばかりガバナンス”はすべての人を不幸にする    
<24時間無料>世界と日本に大ダメージ「トランプ復活」の衝撃度    
<24時間無料>アメリカの「デカップリング」で日本に恩恵あるか
4月6日(土)    
お金の達人が厳選!「資本主義を理解する10冊」
『週刊東洋経済 2024年4/6号[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

今年3月4日、日経平均株価は史上初の4万円台乗せとなった。

日本銀行が19日にマイナス金利の解除を決定。17年ぶりに政策金利を引き上げたが、株価の上昇傾向は変わらない。新NISA(少額投資非課税制度)始動も追い風に、投資家層は若い世代、あるいはリタイア世代などへと急拡大している。

しかし、ベテランの証券関係者は手放しでは喜べない。

NYダウ平均株価が突如23%下落した、1987年のブラックマンデー。そのときの恐怖が頭から消え去ることはない。そして、89年の年末につけた日経平均の最高値が更新されるまで、30年以上もの時が必要になるとは兜町の誰一人として想像していなかったはずだ。

いつになるのかはわからない。ただ間違いなくいえるのは、相場はまた投資家に強烈な試練を与えるということだ。そのことを証券関係者は肌感覚でわかっている。株の上昇局面だけにしか触れていない投資家には理解しにくい感覚だろう。試練が訪れたとき、はたして耐えられるのか……。

「伝説のファンドマネジャー」の心構え

「伝説のファンドマネジャー」と呼ばれる清原達郎氏は個人投資家の心構えについて、「とにかく相場が下がって損したときにパニックにならない。いちばんやってはいけないのは下がっているときに株を売ること」と語っている。

百戦錬磨の投資家には必要のない言葉なのかもしれない。だが投資初心者や中級者には、株価が歴史的な上昇局面にある今こそ、お金や投資について、じっくりと考え、学んでほしい。それもできるだけ本質に迫ってほしいのだ。

大事な資金をみすみす捨て去るのか。それとも何とか温存できるのか。この今の思考や学びがきっとピンチをチャンスに変えてくれると思うからである。

お金と投資の世界でベストセラーを連発するエキスパートや影響力の大きい著名人、学者、伝説と呼ばれる人。今回はそういう人たちを一堂に集めた「誌上講義」を開催することにした。

お金とは何か、投資とは何か。プロやカリスマたちの思考から、そのエッセンスをつかみ取ってもらいたい。お金や投資に強く結び付く、経済、社会問題の解説も第一線の専門家にお願いした。

株価4万円時代の入り口に立って、じっくりと思考を巡らせる。それが将来を豊かにするはずなのである。

堀川 美行 東洋経済 記者

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ほりかわ よしゆき / Yoshiyuki Horikawa

『週刊東洋経済』副編集長

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