カリスマに学ぶ株価4万円時代の「お金」超入門 ジム・ロジャーズ、清原達郎、パックン、出口治明…

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新NISAが始まり、日経平均株価は4万円時代へ。マイナス金利も解除され、経済や投資の環境は一変した。
『週刊東洋経済』4月6日号の特集は「株価4万円時代の『お金』超入門」だ。その道のプロ達を伴走者に、今こそ「お金」について考えよう。

【配信スケジュール】3月10日(日)
<無料>
元長者番付1位「清原達郎氏」今の相場で勝つ方法
3月31日(日)    
ジム・ロジャーズが語る「お金が集まる人」の特徴
4月1日(月)    
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『週刊東洋経済 2024年4/6号[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

今年3月4日、日経平均株価は史上初の4万円台乗せとなった。

日本銀行が19日にマイナス金利の解除を決定。17年ぶりに政策金利を引き上げたが、株価の上昇傾向は変わらない。新NISA(少額投資非課税制度)始動も追い風に、投資家層は若い世代、あるいはリタイア世代などへと急拡大している。

しかし、ベテランの証券関係者は手放しでは喜べない。

NYダウ平均株価が突如23%下落した、1987年のブラックマンデー。そのときの恐怖が頭から消え去ることはない。そして、89年の年末につけた日経平均の最高値が更新されるまで、30年以上もの時が必要になるとは兜町の誰一人として想像していなかったはずだ。

いつになるのかはわからない。ただ間違いなくいえるのは、相場はまた投資家に強烈な試練を与えるということだ。そのことを証券関係者は肌感覚でわかっている。株の上昇局面だけにしか触れていない投資家には理解しにくい感覚だろう。試練が訪れたとき、はたして耐えられるのか……。

「伝説のファンドマネジャー」の心構え

「伝説のファンドマネジャー」と呼ばれる清原達郎氏は個人投資家の心構えについて、「とにかく相場が下がって損したときにパニックにならない。いちばんやってはいけないのは下がっているときに株を売ること」と語っている。

百戦錬磨の投資家には必要のない言葉なのかもしれない。だが投資初心者や中級者には、株価が歴史的な上昇局面にある今こそ、お金や投資について、じっくりと考え、学んでほしい。それもできるだけ本質に迫ってほしいのだ。

大事な資金をみすみす捨て去るのか。それとも何とか温存できるのか。この今の思考や学びがきっとピンチをチャンスに変えてくれると思うからである。

お金と投資の世界でベストセラーを連発するエキスパートや影響力の大きい著名人、学者、伝説と呼ばれる人。今回はそういう人たちを一堂に集めた「誌上講義」を開催することにした。

お金とは何か、投資とは何か。プロやカリスマたちの思考から、そのエッセンスをつかみ取ってもらいたい。お金や投資に強く結び付く、経済、社会問題の解説も第一線の専門家にお願いした。

株価4万円時代の入り口に立って、じっくりと思考を巡らせる。それが将来を豊かにするはずなのである。

堀川 美行 東洋経済 記者

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ほりかわ よしゆき / Yoshiyuki Horikawa

『週刊東洋経済』副編集長

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