対立構造で考えよう。
「投資」という言葉を聞くと、「お金を何かに投資する」と想像しがちだが、「時間」や「人」なども対象に含まれる。
現代は投資におけるROI(投下資本利益率)の「Investment(投資対象)」と「Return(利益)」は多様化しており、「I」や「R」を何にするかを問われる時代だ。自分にとって何なのか、自問自答して臨むことが求められる。
基本的には「vs(対立)構造」で考えるのがポイントだ。その際も投資について、「お金を投資する」vs「しない」の二者択一になると、焦点が金融資本だけになる。
そうではなく、「お金に投資する」vs「人的資本(≒スキル習得)に投資する」というように対立させて比較すると、金融資本よりも人的資本に投資したほうが収入は増え、効果が高いと気づくかもしれない。あるいは、「お金に投資する」vs「時間に投資する」。1時間で10万円稼げる人がいたとして、10時間投資したら100万円。対して投資で100万円の利益を稼ぐのは大変で、ましてや10時間で可能だろうか?
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