投資知識が十分でないまま投資を開始した初心者・中級者にぜひ覚えてほしい。
投資の初心者・中級者は、どういった用語を覚えていくと、リスクを抑えた取引ができるのか。例えば新社会人なら、給与やボーナスが入るようになり、株価も好調だと、その流れに乗り遅れると損だと思うだろう。
「その際は運用の目的を明確にすること。住宅取得資金や教育資金、老後の備えなど各ライフステージで資金が必要なので、『ライフプラン』の下、行動に移すことが大前提だ」
こう話すのは金融・資産運用の用語を挙げた、江戸川大学社会学部教授の杉山敏啓氏。資金使途が決まると、貯蓄や個別株、投資信託など、どんな手段でお金を増やせばよいかわかるからだ。
意味と仕組みを理解する
「税制優遇があるとはいえ、目先の資金を貯めるのにNISAは向いていないし、iDeCoは老後資産を増やすための制度。意味と仕組みを理解することで、適切に使うことができる」という。
勤労所得と金融所得も重要だ。勤労所得を元手にしないと金融所得は生まれず、投資にのめり込んでしまうと、本末転倒だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら