
ユーモアたっぷり“あるある”の会話が伏線
お笑い芸人で、俳優業もこなし、2月3日に放送を控える「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)では芸能活動休止中の松本人志に代わってチェアマン代理を務めるバカリズムさんですが、ドラマ脚本家としての腕も確かなものです。手掛けたドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)は話題を作り続け、1月19日からはNetflixを通じて海外配信も始まったところ。勢いがとどまるところを知らないバカリズム脚本は何故いま、注目を集めているのでしょうか。
理由は面白いから。この一言に尽きますが、ユーモアたっぷりの日常の“あるある”が詰まった台詞と構成の巧みさが物を言わせています。全10話のドラマ「ブラッシュアップライフ」は、まさにバカリズム脚本の凄さを感じさせる作品です。いわゆるタイムリープものですが、SFに寄せるどころか、設定から劇中で登場する曲や懐かしいあれこれまでリアリティ満載で新しい切り口を生み出しています。

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