TBS退職→Netflixと5年契約「50代P」選んだ道 「不適切にもほどがある」「俺の家の話」手掛けた

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磯山晶 坂本和隆
元TBSのドラマプロデューサー磯山晶さん(右)がNetflixと5年契約を結んだことがわかった。7月11日にNetflixコンテンツ部門のバイス・プレジデント坂本和隆さんと共にコメントを発表したところ(画像:Netflix)
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定年まで残された時間は残り僅か。そんなタイミングで、ドラマ「不適切にもほどがある!」を手掛けたプロデューサーの磯山晶(いそやま・あき)さんはTBSを退職し、Netflixと契約を結ぶ道を選んでいます。7月11日に発表された内容は、フリーのプロデューサーとして今後、Netflixと5年間にわたり新作シリーズ・映画を複数製作していくというもの。好条件を掴んだとも言えますが、50代でなぜ自身のキャリアを見切る必要があったのでしょうか。本人に話を聞きました。

「離婚しようよ」がきっかけに

「Netflixからオファーをもらう。これ以上に良い話ってありますか? 正直、“やったぜ”って思いました」

ドラマプロデューサー歴28年の磯山さんが長年勤めたTBSを退職した後、Netflixと契約するに至った現在の心境を語る言葉は率直です。Netflixは、全世界の会員数は2億人超えで動画配信プラットフォーム世界市場シェアトップ。時価総額は約2800億円と競合のウォルト・ディズニーよりも大きく上回りますから、大袈裟ではないのかもしれません。

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