主人公「桐生一馬」は竹内涼真
たとえ脚本づくりに時間をかけ、演者の力が発揮されて、制作費がかけられていても、ヒット原作をドラマ化した作品の評価は熱く厳しくなりがちです。セガの世界的ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを基にオリジナル脚本で制作されたAmazonドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」はまさにそれ。11日1日に全6話が揃ったところですが、Amazonカスタマーレビューは7割以上が「星1つ」と、容赦ない評価を受けています。ただし、今作るべきヤクザドラマとしては十分に成立しています。
ゲームと同様に主な舞台は架空の歓楽街・神室町です。その世界観はわかりやすく、金と暴力がはびこる場所です。登場人物もゲームキャラクターの名を借りて、桐生一馬と錦山彰が極道の世界に身を置くことになったところから、それぞれの生き様を1995年と2005年の2つの時間軸を交差させながら描かれています。
仁義なき世界の人間ドラマの要素に重きを置きながら、欧米ドラマのようなサスペンス要素もあり、公式上はクライム・サスペンスアクションとうたっています。
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