ものをいうのは読書量!古典を「センチ単位」で読め ビジネスエリートが実践する驚きの読書法

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人間や企業行動を分析するとき、進化論や君主論がいかに役立ったか。人間関係でも「孫子の兵法」は使える。「戦わずして勝つ」のがいい人生であり、勝負の鉄則だと思った。

会話に教養を見せることは、人脈を広げるのに役立つ

大学院の2年目につかんだ単位交換留学で、フランスのグランゼコール(フランス独自の国立高等専門教育機関。少数精鋭で入学のハードルは高いが、卒業後はその分野のエリートとしての評価を受ける)に留学したが、そこでこれらの知識は大いに生きた。グランゼコールは社交が盛ん。毎週華やかなダンスパーティーがあった。ダンスも適当にできた方がいいが、ここでの会話に教養を見せることは自分を印象付け、人脈を広げるのに役に立った。フランス語の壁があって勉強ではあまり貢献できなかったが(というより実際はかなりの落ちこぼれ)、パーティーでの背伸びした教養話とスポーツ活動での身体を張った貢献で、留学を乗り切った。

社会人になってからの最初の仕事は企業買収の仲介。自分の父親や祖父のような世代の経営者に会って、会社の買収や身売りを説くのが仕事。大人びた教養で話をつないで印象付けることができたことで、3年目から立て続けに大仕事を成し遂げ、その実績で企業派遣での海外留学を勝ち取れた。

先述の佐々木賢治さんは今、名古屋で〝私塾〞を開設している。その名も「佐々木インターナショナルアカデミー」。英語学習、英米留学、国際ビジネスなどの支援を事業としている。日本有数の留学支援実績を誇り、地域の企業のグローバル化支援に多大な貢献をしている。中部地域で留学を目指す方、使える英語を学びたい方、グローバルにビジネスを展開したい方に、オススメである。

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