「なぜ英語を勉強するの?」子どもにどう答えるか 知っておくべき"教養としての英語"という視点

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有名選手に握手してくださいと英語で頼んでいるイラスト
いまや小学校入学前に、6割の子どもが英語に触れていると言われています。早期から英語を学ぶことによって何が得られるのでしょうか(画像:『小学生が夢中になる! 英語の教養マンガ』)
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いまや小学校入学前に、6割の子どもが英語に触れていると言われています。日本の小学校では、2020年から「外国語活動」の開始が3、4年生に早まり、5、6年生では「外国語科(英語)」を学習することになりました。早期から英語を学ぶことによって何が得られるのでしょうか。
小学生が夢中になる! 英語の教養マンガ』総監修の玉川大学大学院教育学研究科名誉教授の佐藤久美子氏に、小学校における英語教育の重要性や学習のポイントを聞きました。

「伝えたい」気持ちが学びの土台に

小学校から英語を学ぶ背景には「英語で自分の思いや考えを伝える言語活動を通して、コミュニケーションの資質能力を養う」という理念があります。スタート時点での興味は、身近で関心のあることでよいのです。

さらに文化の違いに気づき、理解しようと関心を抱くこと、「伝えたい、もっと知りたい!」と感じることこそが学ぶ土台になります。そこで、知識や教養を深めるための言語はとても役立ちます。国際共通語である英語は主体的に学ぶちょうどよい手段なのです。

「教養」という言葉を和英辞典で引くと、「culture、education、cultivation」などの英語が出てきます。学問や知識を身につけることで得られる、創造的活力や心の豊かさ、物事への理解力を表す「教養」を、英語では「culture(文化)」や「cultivation(耕すこと、耕作)」と表現するというのはおもしろいと思いませんか。

例えば、世界的なスポーツ選手とひと言でいいから英語で話してみたい、というあこがれから生まれる気持ちも、「英語の教養」を身につける入り口になります。

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