「なぜ英語を勉強するの?」子どもにどう答えるか 知っておくべき"教養としての英語"という視点

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まだよくわからない「英語」という言葉を、一生懸命話したり聞いたりすることで、相手を意識したコミュニケーション力が養われます。そういう2つの意味で、小学校から英語を学ぶ意味は大きいのです。

小学校1年生からも英語が必修の自治体が増えてきました。小学校1年生から英語を始めると、発音やアクセントなど、音の習得がスムーズに行える傾向があります。また、「英語を話すことが恥ずかしい」という気持ちがうすく、人前で堂々と話せるようになるメリットがあります。

小学生に求められる「主体的で深い学び」

学校や塾に行けば、先生がいろいろなことを教えてくれますね。でも、教えてもらって暗記するだけでは、ワクワクするような興味をもって学んだとは言えません。自ら興味を持ったことについて調べて発見するなど、メンタル・エフォート(心の努力)をしたものは記憶に残ります。

主体的な学びというのは人に教えられるのではなく、学ぶことに興味をもち、自力で教養を獲得していくことなのです。

英語にはない挨拶表現の例
(画像:『小学生が夢中になる! 英語の教養マンガ』)
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