正月の疲れた胃に優しい「中華粥」美味に作るコツ 作り方は超簡単!朝ごはんでも夜に食べるのもOK

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冷めると米が水分を吸って重たくなります。ここまでが仕込みで、このあと仕上げの加熱をするのが2つ目のコツ。

冷ましたおかゆ
この状態で小分けにして冷凍しておけばいつでもお粥を楽しめます

水400mlに顆粒のガラスープを加え、中火にかけて沸騰させます。顆粒のガラスープの代わりに顆粒の貝柱だしを使うと海鮮系のお粥になります。

がらスープ
ここで生姜の千切りなどを加えてもいいでしょう

沸いたところにさきほど仕込んだお粥を加えます。

冷凍した場合は凍った状態のまま加えて問題ありません

ひと煮立ちさせたら出来上がり。この状態になれば米はあまり水を吸わないので、夏は氷水に当てて冷やし、冷たい粥として楽しめますし、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存しておけば朝粥として楽しむのにも便利です。

中火で煮立てた粥
中火で煮立てます

中華粥は単体で味わうのではなく、薬味や漬物と一緒に味わいます。今日は日本風にザーサイを添えてみましたが、豆腐丼のときにつくったザーサイ豆腐(『食欲落ちる猛暑に簡単絶品「豆腐丼」パッと作る技』参照)もよく合います。

完成した中華粥
出来上がり

他にもパクチーや青ネギの小口切り、ピータン、XO醤、揚げワンタンなどいろいろ添えるのも楽しいでしょう。中国ではお粥は朝ごはんに食べるもので、その他の時間にはあまり見かけないようですが、夜に食べるのも胃腸の負担が少なくていいものです。

(写真はすべて筆者撮影)

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樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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