冷めると米が水分を吸って重たくなります。ここまでが仕込みで、このあと仕上げの加熱をするのが2つ目のコツ。
水400mlに顆粒のガラスープを加え、中火にかけて沸騰させます。顆粒のガラスープの代わりに顆粒の貝柱だしを使うと海鮮系のお粥になります。
沸いたところにさきほど仕込んだお粥を加えます。
ひと煮立ちさせたら出来上がり。この状態になれば米はあまり水を吸わないので、夏は氷水に当てて冷やし、冷たい粥として楽しめますし、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存しておけば朝粥として楽しむのにも便利です。
中華粥は単体で味わうのではなく、薬味や漬物と一緒に味わいます。今日は日本風にザーサイを添えてみましたが、豆腐丼のときにつくったザーサイ豆腐(『食欲落ちる猛暑に簡単絶品「豆腐丼」パッと作る技』参照)もよく合います。
他にもパクチーや青ネギの小口切り、ピータン、XO醤、揚げワンタンなどいろいろ添えるのも楽しいでしょう。中国ではお粥は朝ごはんに食べるもので、その他の時間にはあまり見かけないようですが、夜に食べるのも胃腸の負担が少なくていいものです。
(写真はすべて筆者撮影)
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