「相手をムズムズさせる」と仕事がうまく回るワケ 相手が動き出したくなる「ホットボタン」を探す
取引先、上司、同僚、部下等が、自発的・主体的・能動的に行動できるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。その秘訣は、相手が「〜したくなる」ように関わること。つまり、「相手を“ムズムズ”させることです」と、『相手に「やりたい!」「欲しい!」「挑戦したい!」と思わせるムズムズ仕事術』の著者で、両想いビジネスコンサルタントの市川浩子さんは言います。
取引先を“ムズムズ”させると、スムーズに提案を受け入れ、部下を“ムズムズ”させると、積極的に仕事をし、上司、経営陣を“ムズムズ”させると、企画が通りやすくなるそうです。著書の中で紹介している会議・プレゼンテーションの場で相手をムズムズさせるコツの中から、誰でも簡単にできる「ムズムズテク」を市川さんが紹介します。
「ムズムズ」したら最後、やらずにはいられない
コンビニのレジ横に置いてある「ひと口羊羹」にふと目がいき、つい買ってしまったこと、ありませんか? ひと口羊羹でなくとも、いちご大福、チーズ入りかまぼこ、チョコレート、肉まん、おでん……でも構いません。そして、つい買ってしまったひと口羊羹は、いつにも増しておいしく感じませんか?
目に入ったとたん、感情が揺れ動き、潜在的ニーズが引き出され、買わずにいられなくなる。この「〜したくなる」が、「ムズムズ」です。
相手を「ムズムズ」させられたら、相手の「叶えたい」「欲しい」という想いを引き出し、説得ではなく納得で、自発的に行動させてあげられます。そのため、お互いストレスフリーで理想の結果を手に入れられるのです。
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