ド文系こそ知るべき偉大な「微分・積分」のヒミツ 300トン以上の飛行機が飛べるのも微分・積分のおかげ

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飛行機が安全に飛ぶのも、微分・積分のおかげ(写真:CHAI/PIXTA)
微分・積分は「現代社会の礎」と言われるほど重要な数学理論であり、理解すれば「世界の見方がガラリと変わる」とも言われています。本稿は『見るだけでわかる微分・積分』より一部抜粋・編集のうえ、数式を使わずにその本質をご紹介します。

微分積分は未来を予測するための数学

最初に、「微分積分っていったい何?」という話をしたいと思います。

微分積分は高校数学の1つの山場で、「とにかく難しい」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際、微分積分は昔から多くの学生を苦しめてきました。私が高校生のときも、初めての微分積分の授業で「まったく意味がわかりません!」と叫んだ同級生の男子生徒がいました。

このように多くの人を悩ませてきた微分積分ですが、日本のみならず、世界中の高校や大学で必ず教えられる科目になっています。つまり、それだけ世の中に役立つ重要な分野なのです。

その理由は、微分積分は未来を予測するために生み出された「未来予測の数学」だからです。

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