2002年、不人気の証券会社に就職したら
わたしの最初の就職先は『イーデイリー』という経済新聞社で、そこで1年間記者として働いた。
そのなかでも金融関係の記事を書くのが楽しくて、自然と証券会社に興味を持つようになった。悩んだ末に会社を辞めて証券会社の採用に応募し、内定のお知らせを受け取ったときは、どれほどうれしかったことか。
その当時、韓国では、証券会社は大卒者に人気の就職先ではなかった。インターネットの爆発的な発展でIT企業やベンチャー企業が脚光を浴びて、好況期が訪れたけれど、2000年にバブルがはじけた。
「ITバブルの崩壊」だ。
テレビでは連日、担保不足口座のニュースが流れ、有望なIT企業の上場が取り消されたことで、元本の90%以上を返済できない人も続出した。証券会社の社員は疫病神のような目で見られ、証券会社じたいが投資をたきつける悪い場所という認識が広がっていた。
ところが、おもしろいことに入社翌年の2003年から2007年には中国の急成長に伴う投資の拡大で、空前の好景気に突入したのだ。




















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