B 「副業で1万円稼いだ!」
一方、お年玉をはじめ、ポケットから偶然出てきた1000円札、期間限定のクーポン、ギャンブルで運よく儲けた現金……こうした「例外的なルートから入ってきたお金」に対しては心が無防備になり、“衝動的に使いたくなる”人が多い。
「偶然得たお金を軽く見てしまう」心理
伝統的な経済学では、人間は合理的で理性的な生き物だから、同じ額のお金の効力は同じだと認識するとされていた。
ところが実際には、人間はがんばって働いて稼いだお金のほうが、偶然見つけたお金よりも価値が高いと判断する。
これを「心の会計」という。
行動経済学の権威であるリチャード・セイラーによると、企業の会計帳簿のように、人々の心の中にも会計帳簿があるという。そして、その会計帳簿では、同じ金額だとしても、手に入れた経緯や消費計画によって異なる価値をつける。
人の心というのはちゃっかりしていて、同じ1000円でも、それぞれにラベルをつけて、ちがう価値を持つと判断しているのだ。



















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