「25万円の収入は7000万円の持ちビルに匹敵!」"幸せなお金持ち"はシンプルで地味な「毎月の給料」を決してバカにしない
「足りない!」が判断を狂わせる
アメリカのハーバード大学経済学教授のセンディル・ムッライナタンとプリンストン大学心理学部教授のエルダー・シャフィールは『いつも「時間がない」あなたに―欠乏の行動経済学―』(早川書房)で、欠乏が人々の生活にどのような影響を与えるのかをありありと伝えている。
それによると、行きすぎた欠乏は、正常な判断をできなくさせるという。
足りないと感じていることで頭がいっぱいになり、他のことを考えられなくなるためだ。だから、さみしい人ほど友人をつくるのが難しく、時間に追われている人ほど失敗をしやすい。極端な欠乏は悪循環につながるのだ。
そして、極端な欠乏による弊害が出やすい分野がお金だろう。




















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