最近では学校給食にも「白だし」「めんつゆ」「だしの素」が使われているというのですから、もはやあきれてものが言えません。
学校給食でも「白だし」「めんつゆ」が使われる時代
「黄金トリオ」の味を子どもたちに教え、スナック菓子や即席めんなどの加工食品を「おいしい」と思う舌を学校給食で育てているのは、いかがなものでしょうか。
「子どもの舌」は発達途上です。
「黄金トリオ」が使われた食品ばかり食べていると、「素材本来の味」がわからなくなり、「黄金トリオ」が使われていないと「どうも物足りない」と満足できなくなってしまいます。味覚がおかしくなってしまうのです。
しかし、「子どもの舌」は、取り戻せるのも事実です。
以前の記事「『カップ麺の牛乳戻し』子どもの食生活が危機的だ」で、「だしの素」をやめた家族に起きた変化を紹介しましたが、わずか半年で、子どもの舌は「だしの素」ではなく、「天然のだし」をおいしいと思うようになっていたのです。
「子どもの舌」を取り戻すには、「黄金トリオ」で作られた加工食品に安易に頼らず「天然のだしを使った和食」を食べさせるのが一番だと私は確信しています。
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