アスリートがお手本!目標達成する納得の思考法 モチベーションを保ち心を奮い立たせるには?

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夢に向かって頑張ろうと鼓舞する女性
目標に向かってモチベーションを上げ、熱意を維持し続けるのは意外と難しいものです。目標達成までやり切れるコツはあるのでしょうか(写真:takeuchi masato / PIXTA)
毎年のように年始に目標を立てるものの、あっという間に月日は過ぎ去り、気づけば年末だった、という人も多いのではないでしょうか。なぜ目標を立てたときのモチベーションは続かないのでしょうか。夢がかなうまでやり切ることができないのでしょうか。「原田メソッド」で目標達成の「技術」を伝える原田隆史氏著『はじめての目標達成ノート』から、モチベーションアップと“心を奮い立たせる技術”について一部を抜粋・再編集してお届けします。

「社会・他者―無形」の目標はあるか?

目標を達成する「原動力」はその目標に対するやる気=モチベーションです。原田メソッドでは、4つの観点から目標を捉えて、目標をさらに広げることで、そのモチベーションを高めて、継続させることができます。

4つの観点から目標を考える図
4つの観点から目標を捉え、さらに広げることでモチベーション高め、維持できるようになる(出所:『はじめての目標達成ノート』)

「なぜ、その目標を達成したいのか」を4つの観点から考えてみましょう。例えば、「営業インセンティブも含め、年収1000万円を達成する」というのは、私が主語になる、お金という形のあるものを手にいれるための目標です。これを「私―有形」の目標、といいます。

一般的な目標設定はこれで終わりです。しかし実は、あなたが気づいていないだけで、目標というのは、もっと多面的な「観点」を含んでいるのです。

それを見つける方法は簡単です。「その目標を達成したい理由」を考えて、文字にしていけばよいのです。

①「私―有形」
 私が主語の、形のある(見えやすい)目標
 例:「私は、営業インセンティブも含め年収1000万円を達成する」

② 「私―無形」
 私が主語の、形のない(見えにくい)目標
 例:「私は、自分に自信が持てる」

③「社会・他者―有形」
 私以外の人やものが主語の、形のある(見えやすい)目標
 例:「両親が、私からのプレゼントの旅行に行くことができる」

④ 「社会・他者―無形」
 私以外の人やものが主語の、形のない(見えにくい)目標
 例:「妻が、私のことを誇りに思ってくれる」

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