なぜ"夢"を掲げるだけでは成果が出ないのか 原田メソッド"いつ""何を"達成するかクリアに

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目標のゴールへ向かうイラスト
しっかり「ゴール」まで到達するには、漫然と夢を見るだけではダメなようです(写真:チキタカ “tiquitaca”/PIXTA)
新年の始まりにあたり、今年の抱負や夢を考える方も多いことでしょう。今年は、ただ「なんとなく」ではなく、せっかくならしっかり達成できる方法で「目標」を設定してみませんか?
目標達成の「技術」を伝える原田隆史氏著『はじめての目標達成ノート』から、前々回の記事「大谷翔平も使った目標達成ツール、そのノウハウなどでも具体策をご紹介してきましたが、今回は改めて目標の立て方について同書から一部を抜粋・再編集してお届けします。

がむしゃらに頑張るだけでは成果は出ない

夢や目標を掲げるときには、それを「いつ」達成するのかを、クリアにすること。それは夢や目標を実現させるための大事なセオリーです。

「夢」と「目標」は実は同じではありません。その違いはどこにあるかわかりますか? それは達成の「期限」が明確かどうかです。言い換えるなら、「いつかこうなりたい」「いつかこれをやりたい」という夢は、期限を決めた時点で、夢ではなく目標になるのです。

例えば「オリンピックで金メダルを取る」というのは、「いつ」が定められていないので、この時点ではただの夢です。期限を決めず、たとえば「次がダメなら、その次のオリンピックでもいいか」と考えてしまうかもしれません。「いつ」と決めないうちは、夢はぼんやりしたままなのです。

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