子どもを厳しくしつけても自立心が養われない訳 「甘やかす」と「甘えさせる」はまったく違う
子どもに我慢させすぎると自己肯定感が下がる
あなたは、外出中にお子さんが「抱っこして」と言ってきたら、躊躇なく抱っこできますか?
日本の親は、子どもが泣きながら「抱っこしてほしい」と訴えても、「自分で歩きなさい」とか「ワガママ言わないの」と頑張らせようとしがちです。
泣きながらトボトボ歩いている子を、「私は『頑張るいい子』を育てている」と勘違いしている親が本当に多いのです。しかし、子ども自身は、親に甘えを受け入れてもらえないから仕方なく歩いているだけで、主体的に頑張ろうと思って歩いているわけではありません。
こうした経験が積み重なると、「どうせ自分の訴えは受け入れてもらえないし、大切に思われていない存在だ」と勘違いして自己肯定感や自尊心が下がってしまいます。
さらに、いじめられたときや、傷ついたとき、何か困ったことが起きたときでも、親に助けを求められず、1人で抱え込みパンクしてしまうこともあります。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら